大型第2種運転免許の受験記


  1. 明石試験場1回目(2001/08/24)

    いよいよ大型2種免許を取得しに明石に行くことにしました。
    10:30までに受付を済ませればいいので、10:00頃に着くように家を出ました。
    予定通り、10:00に試験場に到着して、運転免許申請書を受付でもらいました。
    まずは、ヘルメットetc.試験では使わないものをいつもの様に地下のコインロッカーに入れ、申請書に必要事項を記入。
    1番(証紙購入)→2番(申請書確認)は空いていたのに、3番(申請受付)の窓口がいつもより少ない上、4番(適性検査)の流れが異常に悪く、終わったら10:25。
    そういえば、3番で「これでパーフェクトか?」って聞かれたので、「そうですよ」って答えたら、「頑張りやー」って応援してくれました。 走って8番(技能試験受付)に行ったら、今日は、なぜか大型2種の受付が最後だったので、かなり余裕があった。
    ちなみに、今日の視力検査は、いつもは、右眼→左眼→両眼で測るのに、右眼→左眼しかない。
    いつもより見えにくかったので、想像するに、片眼0.5以上、両眼0.8以上のところを、方眼0.8で測ったみたいです。
    しかし、大学では1.5と1.2だったから、疲れてなければ、視力落ちてるんだろうかぁ。一度眼科行ってこようかなぁ。
    深視力は、1発目が「合ってないで」と言われたので、「そうですかぁ」と言っておき、そこから連続で3回を0.5/1.0/0.3cmと余裕でクリア。
    学科免除の受験者は3名です。午前の学科合格者が2名と、11時指定の人3名が増えて、結局8名。本日は43コース。赤(エンジ)バスでした。(もう1台は黄バス)
    2番目だったので、試験開始と共に、2列目の座席に座り、1番目の方の運転を見ながら、勉強しました。
    1番目の方は、なんと完走。いい人の後部に乗れて、非常に勉強になりました。
    しかし、最後の左折(発着点1番の前)で右車線に入ろうという軌道から、急に、左車線に考えを変えたみたいで、左折の大回りを取られていました。もう一つはコースを間違えそうになって、合図が遅れたのがありました。
    それが無ければ、合格だったように思います。もったいなかった。本当に、確認以外では、ほとんど完璧だったし。
    ここは、けん引で何度も左折しているので、私はそこでそのミスはしないと思うけど、その方は、おそらく初めての明石のコースだったんで、ミスしたのではないかと思います。
    やっぱり、コース慣れって大事なのですねぇ
    さて、私の順番です。
    いつもどおりの発進準備をして、発進する時に、凡ミス。ギアを入れるの忘れてました。
    まぁ、それはさておき、とりあえず今日は車両感覚をつかむことだけが目的なので、とりあえず、外周指示速度をクリアし、最初は右折。そして左折。
    まだ、左折の感覚がつかみきれず、方向変換の入り口で脱輪。
    発着点から見えるところなので、今考えたらめっちゃ恥ずかしい。(その時は、そんなこと考えてなかったけど)
    もう、脱輪慣れしているので、確認して後進。
    方向変換は切り返しもなく、一発で成功。
    S字も成功。(あっ、間違えて行きすぎそうになりバックしちゃったんですが)
    鋭角も成功。
    しかしながら、鋭角から出るところで死角になっていた道路から出てきた普通車に気付かず発進しそうになり、多分、補助ブレーキを踏まれた様に思います。
    その後、左折のはずが、まっすぐ発着点へ。 それでも、半分くらいは進めたので、1回目としては、まずまずと思っています。
    クランクだけはやっときたかったなぁ。


  2. 明石試験場2回目(2001/08/30)

    大型2種だけは、本当に受付時間直前まで誰も並ばない。とりあえず、2番目に並んだ。
    本日も、43コースで赤バス。
    今回は、方向変換で脱輪に切り返しとボロボロ。
    なぜかといえば、クラッチを重く感じて、気がそっちに取られて、ミス連発。
    前回は重く感じなかったので、前回との違いを考えると、シートを前回よりも後ろにしたために、クラッチを上から力を入れて踏めないことに気づいた。次回は、シートを前のほうに取ろう。
    したがって、S字だけやって、お帰りとなりました。
    かなり凹みました。


  3. 明石試験場3回目(2001/09/03)

    本日は、生憎の雨。
    試験場に初めて車で行きました。
    いつもは、1時間ほどで行ける道のりが、なんと1時間20分も要してしまいました。
    まぁ、余裕を持って家を出ているので8:30には試験場に到着してましたけど。
    今回も、受付開始直前まで、誰も並んでなかったのに、一人が並ぶと同時に、皆さん並び始めて、私は7番目。
    1台につき、6名の受験者なので、私は2号車の1番目。
    前の人のを参考にしたかったのに・・・。
    コースはまたもや43コースでしたが、バスは黄バス。
    こいつのサイドブレーキは、エアブレーキで、棒を上にあげるとリリース。下に下げるとブレーキがかかります。
    使い方がわからないので、試験官が教えてくれました。
    雨なので、ワイパーの使い方も。(これは走りながらですが)
    今日の試験官はそのうち当たるだろうと思っていた、女性試験官。
    結構、やさしかったです。
    方向変換は、とりあえず1回の切返しでOK.
    S字は問題なくOK
    鋭角も予定通りの1回の切返しでOK
    さて、初めてのクランクに突入。
    右に寄せようと思いすぎて、突っ込みすぎで1回目の切返し。
    左カーブでこれも突っ込みすぎで2回目の切返し。
    さらに右カーブで切返し。
    一応、これで通過できていれば、合格の可能性もあったのですが、戻りすぎて急ブレーキ。
    試験官がバスから降りて確認にいかれました。
    とりあえず、ポールには接触していなかったので、セーフだったんですが、なんと、ギア間違いでバックしてしまい、ポールに接触。
    試験中止になってしまいました。
    ここからはリラックスモードで、試験官に、「合格ペースでしたか?」なんて、聞いてしまった。
    そしたら、クランクの入り口の切返しなかったら、結構いいペースだったと答えてくれました。
    ワンポイントアドバイスは、クランクまでもスムーズに走っていたので、次は頑張ってくださいってことで、ちょっと自信がつきました。
    今回、気をつけてたことが、もうひとつあります。
    それは、あまり左に寄せすぎないこと。
    これは、けん引2種の時にも思ったんですが、今回もそれを実行しました。
    その結果、左折に余裕が出来て、やっと左折の感覚が完全に掴めました。
    次回こそは、合格目指そう。
    なんとか、行けそうだし。
    ちなみに、傘をバスに置き忘れたため、次の受験者と共に行ってしまったバスが帰ってくるのを待っていたんですが、次の人は、合格予定で、うらやましく思いました。
    次回は、明後日です。


  4. 明石試験場4回目(2001/09/05)

    前回で、やっと合格できそうな目処が立ったので、1番目に並びました。
    なんという偶然か、今回も43コース。でもバスは緑でした。
    このバスは初めてでしたが、もうなんでも来いって感じでしたので、ギアの癖だけを身につけ、慣らし走行終了。
    いつも通り、指示速度50km/hを出して、40km/h制限に戻るところまでに減速。
    右折してから信号を左折。
    まずは、方向変換。
    前回で左折の感覚が掴めているので難なく、方向変換に向かい、適当に方向変換をこなし、またコースへ。
    ちなみに、大型2種の方向変換は、受験者の待合場所の目の前なので、ミスするとちょっと恥ずかしいのですが、今回はノーミス。
    そして、受験者の前を徐行しながら右折。
    次はS字。
    これも、難なくクリアして、出口で右折。
    ここで、信号待ちしているバスがあったので、S字でしばらく待機。
    出てしまうと、行き場を失って20点減点されてしまいます。
    今度は、左からクランクに入ろうとするバスが来ていたので、ゆっくり様子をみながら、出て行っていたら、信号が赤に。
    この出口は、少し直線部が有るので、けん引の信号待ちよりはいいのですが、やっぱりちゃんと大回りしておかないと、後輪が白線を踏んで減点されます。
    信号を抜けると、今度は鋭角(左周り)。
    さっきのバスが鋭角に入っているので、手前で待機。
    こういう待機の後の発進で、安全確認を忘れないようにしないと減点されてしまいます。
    鋭角も指定の1回の切返しでクリア。
    そして外周に出て、信号へ左折。
    すぐ、信号を右折。
    いよいよクランクに突入。
    前回、入り口で失敗しているのでちょっと早めに進入。
    で、おもいっきり右一杯に車体を寄せ、左折。
    もうミラーとポールの間は1cmあるかないかだけれど、接触すれば減点が大きいので、切返ししようと思ったが、なんかいけそうな気がしたのでもうこれ以上切れないところまでハンドルを左に切って曲がったところ、なんとか行けました。(これは後で試験官に注意されました。)
    んで、今度は車体を左一杯に寄せ、右折。
    こっちは、ちょっとミラーに余裕があって、後輪が脱輪しそうなところを、ハンドルの微調整で、出来るかぎりポールにミラーを寄せながら、ポールが終わったら、思い切って車体を外に出して、なんとか後輪もクリア。(オーバーハングの有効利用)
    バスは、かなりタイヤが後ろの方になるので、こんな芸当が出来るんですね。
    そして、初めて、クランクから左折で脱出。
    こっからは未体験ゾーンです。
    ぐるっと坂道の周りをまわって、左折で坂道に向かう道路へ。
    まずは、一時停止。
    しっかり止まって安全確認していたら、大型1種がウインカーを出しながら来ていたので、動きを確認の上、坂道へ左折。
    坂道は、サイドブレーキを引き、ギアを初めて1速へ。
    そして、サイドブレーキを軽くリリースすると、ちゃんと半クラッチが出来ていれば、ぐぐっと引き込まれるので加速しながら、サイドブレーキを完全にリリース。
    頂上で徐行して、左右をしっかり確認してから、ギアを2速に。
    きちんとエンジンブレーキを利かせて下り、一時停止。
    右折で障害物へ向かう。
    障害物をクリアすると、すぐに信号へ右折なので、あわただしく安全確認をしながら右折。
    そして、信号を右折。
    ここまで来ると、さすがに合格を意識します。
    そして、踏切へ左折。
    ちゃんと停止して、窓を開けて、ギアを変速せずに通過。
    そして、右折。
    また、受験者の前で左折。
    ここで、進路変更をして、信号で右折。
    すぐの交差点で右折。
    発着点に向かって右折。
    最後は、1番の発着点に戻って、駐車措置をしました。
    試験官からは、「左折が少し大回り。それとクランクのはポールに当たったら交通事故やねんから、あれやったら切返しするように。」と言われました。
    まぁ、ギリギリだろうけど、合格予定でした。
    最後に「窓閉めて」って言われて、座席を離れる直前に閉めました。(みんな踏切で注意してねって思いました。)
    そして、いつもの様に、合格発表までの待ち時間は、前にある献血ルームへ。
    今日も成分献血ですっきり。
    12:00の合格発表で合格が確定。
    いつもの様に、写真を撮って、14:20に免許を手にしました。
    よく考えたら、結局、43コースしか走らなかったなぁ。(縦列駐車をしなかった)


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