けん引第1種運転免許の受験記


  1. 網干教習所練習5時間コース(2001/07/13-2001/07/15)

    もちろん、けん引など一度も乗ったことのない私がいきなり受けるのは無理だろうと思い、よくお世話になっている網干教習所で相談してみました。
    すると、担当の教官からは、10時間くらいが平均かなぁと言われたのですが、とりあえず、感覚をつかむ意味で5時間コースを受けることにしました。
    5時間何の練習かといえば、ひたすら方向変換。
    最後の1時間の内の1回だけS字と踏み切りでした。
    そう、実感しましたが、けん引ははっきり言って、方向変換で合否が決まります。


  2. 明石試験場1回目(2001/07/17)

    その日は、朝10:00頃に試験場到着。
    ちょっと雲行きの怪しさを感じバイクをやめ電車で。
    その予想は嫌な感じで的中した。
    10:30から、試験の説明があり、11:50にコース発表。
    左バックの51コースです。
    コース発表前にお昼ご飯を済ませ、コース発表後、コース見学。
    やっぱ、実際走ってみないと、よくわからん。
    試験は13:00から、1号車の51コースで5番目です。
    なんと、私の順番まで2号車も含め完走者なし。(私の後は1人しかいなかったけど・・・)
    しかも、私の順番が回ってきそうな時に雷鳴が。
    走り出すと同時に雨が降ってきて、ワイパーを作動させる。
    小雨だったのが、方向変換に入ったところで、待っていたかのように土砂降りに。
    言い訳にはなりませんが、左バックであの土砂降りは無理です。
    あえなく4回切返して発着点へ帰る。
    試験官も、「最初の角度は良かったんやけど、あの雨ではなぁ・・・」とおっしゃってくださいました。
    でも、不合格には変わりありません。
    次回の予約と証紙を購入して帰路へ。
    雨は、さらに強さをまし、バス停まで走っただけで、全身ずぶ濡れでした。
    おまけに、停電で信号が消えており、明石駅前は大渋滞。
    その上、駅もJR関連以外の所は、暗かった。
    私の心のように・・・


  3. 網干教習所練習1時間追加(2001/07/24)

    ちょっと方向変換に自身が無かったので、1時間練習。
    担当のO先生からは、ミスが調整の効く範囲に収まったと言われました。
    ちょっと自信が付きました。


  4. 明石試験場2回目(2001/07/26)

    今回は、快晴。
    9:00の指定なので、9:45試験開始。
    今回も1号車だが、コースは50コース。
    前回、1号車はシフトが軽すぎて、違うギアに入ることがあったが、今回はその癖を覚えているので、楽にできた。
    もっと、正確に言えば、リラックスして臨めたというところだろう。
    というのも、前の2人が連続で合格予定。
    1番目の人は完走するも、受験票を返されていたので、この試験官は厳しいかと思っていたが、前の2人が合格予定なので、なんか、リラックスできた。
    余談であるが、前の人も網干の人だったんですが、なんと、サイドブレーキがかかっていませんでした。
    でも、合格予定だったんだと思ったのもあるかも知れません。
    試験自体は、リラックスしたせいか、かなりいい調子でした。
    ただ、最初の右折で信号が赤になって、停止したとき、荷台の後輪がちょっとラインを踏んで、減点されているようでした。
    方向変換の前で、2号車が待っていて、試験官に、「そこで止まって。」と、方向変換のゾーンに頭を入れただけの状態で止められ、受験票の受け渡しが行われるというハプニングがありましたが、もちろん減点はなし。
    そのまま直進して方向変換。
    止まったことで、目標を定めやすくなったので、私としてはよかった。
    1回目は少し角度をつけすぎて、右に傾いたけれど、1回の切返しで、まっすぐにしてきれいに収まった。
    今日のは、今までで最高の出来でした。 「入りました」と試験官に告げ、「はい、行って」の答えに、ちょっと合格を意識し始めました。
    一時停止、踏切を難なくこなし、なんとか発着点へ。
    何も言わないので、駐車措置をすると、「こっちにまわってと。」
    安全確認をして、助手席側にまわると、「合格予定ね。」と一言。
    なんか、うれしいような、これでいいの?という複雑な気持ちで、お昼ご飯を食べました。
    後は、交付手数料を払って、免許交付。
    種類の欄に「け引」が入りました。


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